Vol.12  




おかえり阿部ちゃん!

 

阿部 吉朗 あべ よしろう FW 11
174cm/72kg,A型,1980年7月5日生,愛媛県出身

前所属チーム:大分トリニータ
1999年:流通経済大学入学
2002年(4年時):全日本大学選抜・デンソーカップ日韓戦MVP(2ゴール)/関東大学サッカーリーグ戦(2部)
得点王、ベストイレブン
2003年:流通経済大学卒業
2003年:FC東京(J1)
2005年:大分トリニータ(J1)
    期限付移籍
2005年:FC東京(J1)
    2005年8月29日〜

スピード、テクニックに優れ、高い得点力を備えたストライカー。ドリブルで仕掛けてから放つシュート、ゴール前への迫力ある飛び込みは魅力。

今回の Tokyo Mania は阿部吉朗選手が登場。期限付移籍先の大分から復帰直後の柏戦でさっそくゴールを奪い、FC東京サポーターにハートマークを作って見せてくれた阿部選手です。

 

*おかえりなさい。みんな阿部選手が東京に戻ってくる日を待ちわびていましたよ!さっそくですが、大分の感想を。
大分は本当にいいところでしたね。海も山も川もあって、温泉もあるし。ああいう雰囲気、ボク好きなんですよね。大分はいいですよ。なんというか、サッカーだけに集中できる場所でしたし、自分の中でリラックスできるものは全部揃っている環境でしたね。それから何と言っても食べ物が美味しい。ボクはふだん魚を食べなかったんですけど、大分に行ったら、魚しか食べなかった。それくらい美味しかったですね。ファンの方もすごく温かくて、溶け込んでいきやすかったです。温泉めぐりもしましたよ。夕方、別府の海辺を通ると夕日が綺麗でしたね。

*自分自身、大分で変わったと感じる部分はありますか?

サッカーに対して考える時間もたくさんあったので、東京にいた時とはまた違う「サッカーへの取り組み方」というか、大切なものに気づかせてもらえたと思っています。自分が「何でサッカーをやっているのか」という原点をしっかりと確立して戻って来られた。以前のボクにはちょっとあやふやになってしまっていた部分があった。でも、今はちゃんとサッカーに向き合えていると思います。そういう意味で、いい経験になったと思います。ずいぶんみんなには迷惑かけちゃいましたけどね。
それから(大分の)チームが一番苦しいときに、サポーターの皆さんに何の挨拶もできずに東京に帰って来ちゃって、そのことが自分の中では一番辛いですね。温かく迎えてくれて、応援してくれたので。

*では、外から見た東京には、新たな発見がありましたか?

東京はやっぱり強いな、と思いましたよ。やることがしっかりしている。どういうサッカーがしたいのかが、選手もそうだし、周りから見てもはっきりしていたので、そういうチームを倒すにはどうしたらいいんだろう?と考える、そういった楽しさはありましたね。「東京は前にどんどん来るので、退いた守りにちょっと弱いのかな」とか考えながらやってました。
*東京の選手とは連絡をとりあっていたとか?
そうですね。電話はしょっちゅうしてましたよ。ノリオ(鈴木規郎選手)はいつも「ハニカミ」(テレビ番組)を見ながら電話してくるんですよ。だからノリオから電話があると「今日はハニカミの日だ!」って思うようになりましたね(笑)。
*東京に戻ってくる時、溶け込めるかちょっと不安ではなかったですか?
人間関係は問題ないと思っていました。ただ、何かいろいろ言われるんだろうなあ、と思ってました。でも、みんなそんなこともなく受け入れてくれたので良かったです。むこう(大分)にいた方が先発をとれるチャンスもあったとは思うんですが、今東京も苦しんでいるし、そういう苦しい状況で役に立てるならと、それで判断しました。
*阿部選手が大分に在籍している間、東京には新しいFW選手も増えました。
そうですね。でもボクとしては今までどおり、自分のやるべきことは「いつ出ても、積極的に行くこと」だと思っています。何も変わらないです。積極的に前に出て勝負して、そうしたら必ず次につながると思っています。
*東京に戻ってから、栗澤選手のお家に居候(いそうろう)しているとか?
いやいや、クリが『1人で淋しいんで泊まって!』って言うんで、「しょ〜がないなぁ」と(笑)。まあ、ボクは別にクリんちに泊まらなくてもいいんですけど、放っておけないっていうか、じゃあ一緒にいてあげるヨっていう感じですかね(笑)。
実際、今はいい物件を探しているところなんです。なかなかいい部屋が見つからないんですよねぇ。でもそこはしっかりこだわっていきたいですね。家にいることが多いですから。
*健康管理はかなり気をつけているとか?
まあ、加地君ほどじゃないですけどね(笑)。やりすぎはよくないんで、自分に合ったやり方で。「これをやらなければいけない!」じゃなくて、「それは自分の体にとって、何のために必要なのか」を考えて、その場に応じて気を抜くところは抜きつつやっています。
*では後半戦に入っていますが、今シーズンの今後の抱負を。
とにかく勝っていって、少しでも上に行きたいですね。そのためには次の試合がとても重要になってくると思います。
ボク自身の気持ちとしては、ずっと点をとりたかったので、半年だからというのではなく、東京に一年いた時と同じくらい狙っていきたいです。

京マニア2度目の登場となった阿部選手。サインのとおり、すっかり栗澤宅が気に入っていたようですが(笑)現在はもう新居が決まったでしょうか?取材日には間借り中の栗澤選手から何度も阿部選手の携帯に電話がかかってきていました。どうやら阿部選手待ちだったようです。お待たせしてしまってすみません〜!最近ではすっかり魚が好きになったという阿部選手。「でも焼き魚は食べません。寿司が好きですね、寿司!」阿部選手のハートを掴みたいお寿司屋さん集まれ〜〜(笑)(石川由美子)

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