阪南大学在学中は1年時からレギュラーを獲得。ユニバシーアド代表として優勝経験もある伊野波選手が「大学を休学してまでもプロになりたい」と強く思うに至ったきっかけとは?
「昨年のオランダでのワールドユース大会で、メンバーに選ばれながら試合に出られなかったことがきっかけになって、プロ選手になりたいという気持ちが強くなりましたね。それが一番です。やっぱりくやしかったし、このままじゃいけないという気持ちもあった。それから”オリンピックに出たい”という目標もあります。」
負けず嫌いな性格?「どうかな?自分ではあまりわからない。負けず嫌い…うーん、でも負けず嫌いっていうのは選手はたぶんみんなそうだと思う。実際やっぱり負けたくはないですよね。」
チーム内での自分の役割は何でしょう?
「僕はいろんなポジションをやっていて、今も3つをこなしているので、そのどのポジションでも、チームが苦しい時や選手が欠けた時にはすぐそこに入れるようにと思ってやっています。」
開幕当初、サポーターには「伊野波選手=マンマーク」のイメージが強かったようです。
「そうするように指示されていましたから、どんな状況でも言われたらその通りできるように、自分なりに考えてやっていました。でも、自分の持ち味はやっぱり走ること。走ることが得意なので、長い距離を走って、ゴールにつながるロングボールとかセンタリングを上げる。そういうところを見て欲しいですね。」確かにとても運動量が豊富ですよね。その源は何ですか?「生まれつきじゃないですかね。もともと長距離は得意だったんです。」
自分で得点をあげたくない?
「そういう気持ちもありますけど、でもアシストが好きなのでそっちの方でがんばります。」
「若い選手が多いし、練習に来たときの雰囲気がよかった。」FC東京入団を決めた理由に、チームの雰囲気の良さを挙げた伊野波選手。実際に入団した後も、そのイメージはまったく変わらなかったのだそう。「怖い先輩はいないですか?」との質問をぶつけてみると、「いや、いないです!」と間髪入れずに返事が返ってきました。「まっすー(増嶋竜也選手)なんかは先輩をいじったりしていますよ。でも僕はそういうタイプじゃないので(笑)。やっぱり一応先輩ですからね、いじったりはできません。」同い年の増嶋選手、梶山陽平選手とはやはり仲良しなのだそうです。
伊野波選手のリラックス法は、FC東京の選手の中にもマニアが多い「お風呂」。調布の深大寺温泉にも「行ったことありますよ。この間ヨーヘイ(梶山選手)と行きました。」オフにはやはり梶山選手らと買い物に行ったりして、気分をリフレッシュするのだそう。「東京にもぼちぼち慣れました。最近は新宿によく買い物に行きます。」
食事について心がけていることは?
「バランスのとれた食事をとるようにしています。」好物は?「ないです。」ないんですか?「…はい。なんでも出されれば食べます。」と主張する伊野波選手ですが、「伊野波はね、アイスクリームが大好きみたいですよ。」と傍にいたFC東京広報山本氏の発言でアイス好きが発覚。やっぱり好物があったじゃないですか!「(笑)日に2つは食べますね。冬でも食べてます。」アイス通の伊野波選手は美味しいアイスを周りの人々に伝授しているのだとか。
ワールドカップ期間はオフがあり、合宿があり、ようやく小平に戻っての練習が始まりました。「Jリーグ再開直前ですが、チームもまとまってきていい雰囲気でやれていると思います。ワールドカップ?2〜3試合見ました。特に印象に残ったのはアフリカの選手ですね。同年齢くらいの選手も。」自分も出たい、と思いました?「(無言でうなずく)。でも今の目標は、チームのために貢献できるようにがんばることです。個人的には、少しでも多くの試合に出て、経験を積んで、成長していきたいです。」
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