Saxphonist & Ginz オーナー 小川 銀士 さん

 今回の人・ひと・PEOPLEは、SAXプレーヤー・小川銀士さんが登場。早稲田大学在学中にハイソサエティ・オーケストラ(Jazz Big Band)に所属し、海外遠征コンサート等で音楽経験を重ねた小川さんは、大学卒業後ラッツ&スターにSAXプレーヤーとして参加し、10年間活動。リーダーの鈴木雅之さんは小川さんにとって、もっとも影響を受けたミュージシャンで、「彼からソウルミュージックを学んだ」そうです。
 ラッツ&スター解散後は、吉田栄作バンドのバンド・マスターとしての活動の他、SAXプレーヤーとしての数多くのセッションやレコーディングをこなしています。
 1997年にアルバム「陰と陽 / YIN and YANG」を発表。親友吉田栄作さんが匿名でビデオ・カメラマンとしてアメリカで撮影されたという数曲のプロモーション・ビデオが話題になりました。
 その後、調布にGinz(ギンズ)というライブ・ハウスをオープン。現在は相変わらず、数多くのセッション・ワークの他にも、Ginzを本拠地として若手ミュージシャンの育成等も積極的に手掛けています。

*サックスを始めたのはいつ頃?
17才のときです。もともとジャズが好きだったので、自分でもやりたいなと思って。一番目立つのがサックスだったんですね。
*もともと音楽一筋?
いえいえ、本当は野球選手になりたかったんですよ。中学は野球部でしたし。でもいつのまにか音楽の道に進んでいましたね。特に「これで行こう!」と強い意志を持って進んだわけではなく、気軽な気持ちで…。大学卒業後も、就職はしなかったので、そのまま音楽の世界に入っていましたね。でもボクは、音楽とスポーツには通じるものがあるって思ってるんですよ。
*Ginzを始めたきっかけはなんですか?
日本には音を出す場所が少ないじゃないですか。みんなが集まる時に、「音を出せる場所」がもっと必要なんじゃないかと思いました。営業目的ではなく、そういった「場所」が作りたいと思ったのがきっかけですね。最初からここ(調布)に店を…と決めていたわけではなく、特にこだわりはなかったので千葉の方も探したりして。たまたまここに落ち着いたんですけど。店をオープンして、今年で8年目になります。
*そんなGinzの楽しみ方を教えてください
ライブにはプロミュージシャンが出演しますが、「昨日六本木でライブしていた人が、今日はここに出ている!」というような一流のミュージシャンも多いですね。僕は演奏するジャンルは、クラシックでも、浪曲でも、何でもいいと思ってるんです。残念ながら、日本には「お金を払って音楽を聴きに行く」という人がまだ少ないんですよね。近くにこんな場所があるので、是非『ライブ』の音を感じに来て欲しいですね。スポーツと同じで、音楽もライブは臨場感がまったく違いますからね。
 店の楽しみ方はいろいろあると思いますが、皆さん食事などガバっと食べたり飲んだりしながら、演奏も「コール&レスポンス」を楽しんだり、静かに聴くときは聴く、ラテンやファンキーなソウルなんかはフロアで踊ったり…。そんなそれぞれの楽しみ方をしていますね。
 また、週に1日、参加自由な「Jam Session」の日があります。誰でも、気軽に歌ったり演奏したりできるんですよ。「何か演奏してるのかな?」と気軽に入ってきて欲しいですね。そんなライブハウスです。

Ginzは品川街道を調布から西調布方面へ進み、京王相模原線をくぐってすぐ右手にあるビルのB1にあります。店内はちょっと落ち着いた大人の雰囲気の、アメリカンスタイル・バー。「メキシコっぽいものが好き」という小川さんのお薦めメニューは、ちょっと辛いチリビーンズ。もちろんコロナビールも一緒にどうぞ。
小川さんは現在、Ginzでサックス教室も行っています。「ただ聴くだけではなく、実際に自分で演奏してみることによって、もっと音楽に興味を持って、好きになるんですよね。そんな風にして、音楽を楽しむ人のすそ野をもっともっと広げていきたいですね。」と音楽に注ぐ情熱を語ってくださいました。

 

Ginz
調布市小島町2-25-8フジヨシ小島町ビルB1
Tel 0424-89-1991
ライブスケジュール等はHPで
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/ginz/



サイトトップへ 記事インデックスへ