平成15年10月28日にオープンした調布&木島平 食の駅 新鮮屋。調布市の姉妹都市である、木島平村の旬の農産物が買えるアンテナショップです。
今回の人・ひと・Peopleは、この10月でオープン2年を迎える「新鮮屋」の店長、山嵜裕之さんにご登場いただき、木島平村の魅力や調布に来ることになったきっかけなどを語っていただきました。

信州木島平村アンテナショップ
調布&木島平 食の駅 新鮮屋 店長
山嵜 裕之
(やまざき ひろゆき)さん

 新鮮屋店長の山嵜さんは、生まれも育ちも木島平村という根っからの木島平っ子です。大学卒業後、木島平村役場の商工観光係で働いていた山嵜さんですが、平成15年4月、木島平村の姉妹都市である調布市に村から派遣されてやってきました。新鮮屋が調布にオープンする半年ほど前のことです。
「木島平村では以前から、調布市内の物産展に出店するために、調布にはちょくちょく訪れていたんです。その頃から『木島平産の旬のものが買えるお店があればいいな』という話を調布の方々からいただいていたんですよ。私たちも、木島平を調布の皆さんに、もっと知ってもらいたいと思っていました。」そんな調布・木島平双方の要望が現実となりオープンした新鮮屋ですが、オープンしたばかりの頃は、冬場になり店頭に並ぶ商品がきのこしかなくなるといったハプニングもあったそうです。「でも『木島平のきのこは他のとは違って美味しいね。』『もう、ここのきのこしか食べられないよ。』と何度も店に足を運んでくださる方もいらして、ああ、店をやって良かったと思いましたね。」
 温厚な性格と人なつこい笑顔で人気者の山嵜さんですが、素顔は「都会の人混みが苦手」という意外な一面も。「大学が京都だったんですが、どうしても都会に馴染めなかったんですね…。僕は人混みが苦手なんですよ。それからコンクリートの地面にも馴染めず。それで木島平に逃げ帰って来ちゃったんです。でも、木島平村で仕事をしていくうちに、自分の『枠の狭さ』を痛感して、何か変えなくちゃダメだなぁと。そんな時に村長から『調布行き』の話をいただき、行けば視野も広がるだろうし、いいチャンスだ!と、調布に来させてもらったんです。」
調布での仕事はお祭りやイベントなどでの出店も多くあります。「まだ修行が足りないですね(笑)。人混みに酔っちゃうんですよ。でもいろいろなことに気づかせてもらえて、とても勉強になります。この仕事はとても面白いです。」

「木島平は昭和初期の、日本の原風景が残る田舎です」(山嵜さん)

 
収穫前の稲と木島平の名峰「高社山」

「お米が美味しい。木島平のお米(コシヒカリ)は本当に美味しいんですよ。野菜も美味しい。」と木島平の魅力をイキイキと語る山嵜さん。「木島平のいいところは『何もない』ところ。水田がばーっと広がっていて、その向こうに山が広がっていて…。作られたものが何もないので、ありのままの自然を満喫できるんですよ。」という山嵜さんに頂いた木島平の写真には、まさにそのままの風景が映し出されていました。
「これからの季節はぶどう、りんご、そして何と言ってもお米がお薦めです。木島米の新米は10月中旬頃から店頭に並びます。」
 そんな木島平村と調布市が姉妹都市になって、今年で20周年。「調布の方は『木島平』という名前をだすと、とても親切に話をしてくださったり、『木島平って良いところだよね』って言ってくださるんです。20年間、いい関係を保ちながらやってきたんだなーって思いますね。とてもうれしいところです。」10月8日には木島平村・調布市制施行50周年と姉妹都市20周年を記念して「木島平フェスタin調布」が開催されます。また、新鮮屋では会員を対象とした「木島平村産地見学ツアー」なども実施しています。「これからは物だけでなく、木島平・調布間の人の流れも作っていきたいですね。調布の皆さんに『木島平は第二のふるさと』と思っていただけるようになると嬉しいです。」

 緑色の「新鮮屋」のエプロン姿で調布市内を駆け回っている山嵜さん。最近では顔を覚えられて、声をかけられることも多くなったそうです。「新鮮屋の品はほとんど、木島平の生産者が作った物です。ぜひ、新鮮屋にいらしてください。安心して食べていただいて、もっともっと木島平に興味をもっていただければありがたいです。」と笑顔で語ってくれた山嵜さんでした。


調布&木島平 食の駅
新鮮屋
小島町1-34-11
Tel:0424-89-3610
調布銀座ゆうゆうロード
京王線沿い入口

 


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