京王線
●調布駅周辺

 京王線(当時の京王電気軌道)が開通したのは大正2年(1913年)のことでした。4月15日、京王電気軌道の1号電車は笹塚停車場を出発し、笹塚と調布の間の12.2kmを約1時間かけて走り調布停車場に着きました。当時の電車は、長さ80m、定員44人乗り、架線から電気を集めるポール式木製四輪車で、色はクリーム色とチョコレート色の2色に塗られていました。

 京王線が開通するまでは、甲州街道を利用する人々は自分の足で歩くか乗合馬車を利用するしかなかったため、人々は大喜び。当日は学校もお休みになり、生徒にもおいなりさんの折り詰めが手渡されたそうです。

 当初は笹塚〜調布間の路線が開通し、大正4年(1915年)には新宿〜調布間、その翌年には調布〜多摩川原(現京王多摩川)間、調布〜飛田給・府中と距離を伸ばしていきました。

 

 

◆調布駅(新・旧)移り変わり(MAP:A)

京王線開通当時の旧調布駅(大正3年頃)


昭和30年、市制施行当時の調布駅


現在の調布駅

◆調布駅南口周辺の移り変わり(MAP:F&G)

昭和40年頃の調布駅南口、上からの眺め


昭和54年頃の調布駅南口、噴水前


現在の調布駅

現在の調布駅南口

◆調布駅北口、上からの眺めの移り変わり(MAP:H)

昭和54年頃の北口ロータリー


現在の北口ロータリー
調布PARCOは平成元年5月にOPEN

◆調布駅北口周辺の移り変わり(MAP:H)

昭和43年頃の風景


現在の調布駅北口周辺

〜豆知識〜
大正5年に開通した調布〜多摩川原(現京王多摩川)間は、砂利採掘と輸送のために使われ、多摩川原駅から河原の中央までは、馬が引くトロッコ線が敷かれていました。この間が本格的な旅客線となったのは、昭和二年の京王閣の開園からなのだそうです。

当時電鉄会社は電力の供給事業も行っていました。京王電気軌道も開通の前から沿線に電気の供給を始めました。それにより、それまでのランプに変わって調布の家では電灯がつくこととなったのです。

 

 

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