TOKYO MANIA Connect

182ch vol.72掲載ページ

中島 翔哉 (なかじましょうや)

教室でボール、家ではドリブル、犬ともサッカー。
ひとりでもずっとサッカーをしていました。

―まずは、中島選手がサッカーを始めた頃のお話を聞かせてください。

サッカーを始めたのは小学校1年生の時です。小さい頃からボールを蹴るのが好きだったので、自分からやりたいと言って、地元(八王子市)のチームに入りました。

僕は一日中サッカーのことを考えているような少年でした。ボールをたくさん触ったらサッカーが上手くなると思って、小学校の授業中も、常に足元にボールを置いて蹴っていました。その分勉強はあまり熱心ではなかったですね(笑)。とにかく、いつもボールに触れていました。

家の中でもボールを蹴り、ドリブルをしながら移動していました。あと、飼っていた犬と一緒にサッカーをしたり。(犬とサッカー?!それは中島選手がボールを蹴って犬が拾ってくるんですか?)いえ、犬と1対1でドリブルをしていました。当時、僕の憧れの選手はロナウジーニョで、彼が小さい頃に犬とサッカーをやっていたと知って、自分も犬を飼っていたのでやってみようと。(ちなみに犬種は?)柴犬です。犬はすごく身体能力が高いんですよ!

他にも、コンクリートの上で一人、裸足でドリブルをしたりシュートを打ったりしていました。

 

楽しい!でも上手くなればもっと楽しいはず。

―子どもの頃からサッカー漬けの毎日。それは『サッカーが楽しいから自然とやっていた』という感じでしょうか?

そうですね。あと、とにかく上手くなりたかった。もっとうまくなって、もっと楽しいサッカーがしたいなと思って。

―練習では誰よりも早くグランドに行って、一番遅くまで残っていたそうですね。

はい。リフティングで新しい技を教えてもらっては、終わるまでは絶対やり続けていました。(目標を決めたら達成するまで帰らない?)はい、そういう感じです。単純に、やっていて楽しかった。友達とサッカーをしている時もそうでしたし、自分一人でやっているときも楽しいからやっていた。もっと上手くなればもっと楽しくなると思って必死でやっていました。それに『誰にも負けたくない』という気持ちもありました。(負けず嫌いですか?)はい。昔は今よりもっとそうでしたね(笑)。

―負けず嫌いとのことですが、ご自身の性格は?

人見知りだし、わがままです。(穏やかそうに見えますが)人見知りなので、そこはまだ見せていません(笑)。(きょうだいは?)一人っ子です。だからいつも自分のことばかり考えているのかな(笑)。

―何か『これだけは譲れない』というこだわりを持っていたり?

変なこだわりがあります。目の前の物がちょっと斜めになっていたら気になるとか。でも自分の部屋は汚いですが(笑)。

―では、オフの時は何をして過ごしていますか?

犬と遊んでいます。さっき話した、小さい頃から飼っている犬と、今は1歳の北海道犬がいます。今15kgくらいあります。一応中型犬ですが大きいですね。柴犬は今14歳。北海道犬のことが気になるみたいで、よく喧嘩をしています(笑)。

 

試合では、こんなプレーに注目して!

―では、中島選手の「ここを見てくれ!」というポイントを!

試合を見に来てくださる人はやっぱりゴールが見たいはずだと思うので、出場したらやはり、毎試合ゴールを決めたいです。パス、ドリブル、シュートといった攻撃だけではなく、守備も、すべてにおいて他の選手との”違い“を見せられるような選手になりたいですね。

 

最後に、頑張っている『サッカー少年達』へ
応援のメッセージをお願いします

もしサッカーが思うようにできずに悩んでいたら、『楽しいからサッカーを始めた』という最初の気持ちを思い出して欲しいです。その気持ちを忘れずに、毎日練習してくれたらと思います。ただ、授業中はボールは使わずちゃんと勉強してください(笑)。あとは何かあったら、小平に聞きに来てください!

 

21才の今も純粋な ”サッカー小僧“!!
そんな中島選手の少年時代とは?!


FC東京 中島 翔哉 (なかじましょうや) MF 39

取材日時:2015年9月14日


Profile

1994年8月23日生まれ 東京都八王子市出身

164cm/64kg AB型 前所属チーム:カターレ富山

経歴:八王子市立別所小(松が谷FC→ヴェルディジュニア)→八王子市立別所中(東京ヴェルディジュニアユース)→都立調布南高(東京ヴェルディユース)→第一学院高→東京ヴェルディ→FC東京→カターレ富山→FC東京(2014年~)

中島選手への Q & A

2年間、調布の高校に通っていたそうですね!

はい。高1~2年生まで通っていましたので、調布には色々と思い出もあります。 体育の時間に多摩川まで歩いて行ったり、市内のお店にも行きましたね。花火大会にも行きましたよ! 今でも時々調布には出かけます。

試合前に気持ちを盛り上げるために聴く曲は?

特に決めていなくて、その時の気分で。back number というグループの曲はよく聴いています。 (リラックスしたい時には?) そういう時は、特に音楽は聴かないです(笑)。

少年時代、フットサルの経験もあるそうですがその経験が今に活きている?

切り替えのスピードの早さや細かい動きなど、俊敏性を磨くいいトレーニングになりましたし、ゴール前での落ち着きも磨かれたと思います。

FC東京スタッフPRコーナー【ハロー☆東京!!】

「スポーツの秋!」

(C) F.C.TOKYO

ファシリティ事業部 鈴木尚文です。
今シーズンから国領・布田エリアを中心にポスター巡回に伺っていますが、やはり調布市はホームスタジアムのある街!!調布市制施行60周年コラボフラッグがはためく中、商店街の皆さまのFC東京に対する「熱い想い」が強く感じられます。勝てば喜び敗れれば悔しがり…「TOKYO」に関するお話は尽きません。私も以前の担当エリアよりも時間をかけ、皆さまと一緒に戦っていきたいと思います!
さて、セカンドステージも大詰めとなり、残りは10~11月の5試合となりました。チームにとってはハードな戦いが続きますが、ステージ優勝そしてチャンピオンシップ優勝に向け、皆さまの「熱い想い」が後押しとなります!この秋も、大きなご声援を引き続きよろしくお願いいたします!

バックナンバー