ごみ収集車は車体と架装の二つが組み合わさって出来ています。この様な車を特殊車両といって、車両メーカーで完成した車体を架装メーカーに移送して一台ずつ丁寧に造られていきます。製作期間は最低8カ月でしたが、部品不足や数年前のコロナ禍の余波なのか、最近は2年待ちと言われる事もあります。最新のごみ収集車には安全性や環境性能を向上させるために様々な部品を取り付け、さらに物価高騰もあって身近にある食品や生活雑貨と同じように値上がりもしました。聞くところによると高級車とそんなに変わらないとか　※個人差はありますが････

そんな高級車を乗り回す私達ですが、ごみ収集車は皆様のご家庭から排出される「ごみ・資源」を回収に行く大切な商売道具です。事故や故障で使えなくなっては大変なので、安全運転と毎朝の点検は欠かせません。しかし、時折混ざっている「異物」による故障や車両火災は車に与えるダメージが大きく、ゴミ回収にも影響しかねません。

私達も最大限に注意を払いながら作業・運行に当たりますので、もう一度ごみの分別に意識を向けていただければ助かります。