2015.2.19

サンレーヴススタイル 第14回

まちゼミと題して、地域商店街を元気にするイベントが全国で展開されている。 調布市では今回で2回目。11月1日から調布、布田、国領駅周辺の各商店で、専門店ならではのノウハウを参加者に伝えるイベントを実施した。   東京サンレーヴスもまちゼミに参加した。チームの理念として青少年健全育成があり、子ども達にバスケットボールの楽しさを伝えるクリニックを企画した。電気通信大学のバスケットボール部の部員さんも協力していただけることとなった。通常のバスケットボールクリニックは体育館で実施する。しかし、市内の公共である体育館は予定が詰まっており会場選定は難航した。 開催が差し迫ったある日、市役所から連絡をいただいた。開催当日は調布駅南口広場の予定が空いている、ということだった。まちゼミの主旨に即しており、十分な空間も確保できる広場は意外であったが、魅力的だった。市の協力で会場を決定することができた。   11月11日。厚い雲が空を覆い、午後になると小雨も降り出した。雨天中止という事前の連絡にもかかわらず、参加者のご父兄からの問い合わせが相次いだ。急遽、天候は思わしくなかったが実施することを決めた。   会場には12名の参加者がボールを持参して集まった。幸い雨脚が強まる気配はなく、大森選手指導のもとパス練習を開始した。参加者は真剣に耳を傾け、練習した。また、金井選手はバスケ以外にも縄跳びをするとジャンプ力を養うことができると伝えた。   会場にはクリニックを見守るご年配の方もいた。散歩中にたまたま出くわしたこの光景を柔らかい眼差しで見つめていた。戦前からバスケをプレイした経験があり、懐かしい気持ちで足を止めたという。今後も青空教室を続けてくだささいと言い、去った。   実施したことで課題も浮き彫りになったが、反省点を次回のまちゼミに活かしたい。   電気通信大学のバスケットボール部の部員の皆様、会場選定に尽力をいただいた調布市のご協力に深く感謝します。  

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182chスタッフ

調布歴30年!調布を心から愛するスタッフが書いています。