TOKYO MANIA Connect

182ch vol.65掲載ページ

DF 50 松田 陸(まつだ りく)

松田選手がサッカーを始めたきっかけは?

僕は全然覚えてないんですけれど、小学校1年生の頃、地元のサッカークラブのチラシを見た僕と弟の力(現名古屋グランパス)が、母に「サッカーをしたい」と頼んだそうです。習い事は一つもしていなかったんですけれど、「サッカーだけは!」と言っていたそうです。
子どもの頃は、やんちゃで仕切り屋でしたね(笑)。クラブに入ってからは、友達とサッカーをしてから練習に行くほどのサッカー少年でした。プロになろうと思ったのは、中学生の頃。ちょうど日韓W杯があって、「こういうところでサッカーできたら幸せだろうな」と思ったことがきっかけです。

(地元を離れ、島根の立正大学淞南高校に進学した理由は?)

全国大会の常連チームだったので、力と二人で「全国に出よう!」と話をして決めました。親元を離れたことで、身の回りのことは全部自分でしなければならなくなったし、頼れるのはチームメイトしかいない状況だったので、サッカー以外の面での成長が大きかったと思います。学校が誘惑もなにもない山の上にあって、毎日練習で。練習後は自主練もして、帰って寮で寝て、朝起きたら朝練。一日中、サッカーをやっているか、学校か寮にいるしかなかった。もし、地元で進学していたら、多分サッカーを続けていなかったと思うんですよ。周りの友達がやんちゃな人ばっかりだったから(笑)。そういう部分でも、大阪から出てみて良かったと思いますね。

 

高校卒業後、びわこ成蹊スポーツ大学に進学した理由は?

最初は別の大学に行きたかったのですが、代表歴がなかったからそこには入れなかったんです。「これからどうしよう」と思っていた時に、高校の監督から「力と二人でびわこ成蹊に呼ばれているから、二人で行けよ」と言われて、「はい、わかりました」って、二つ返事で決めました(笑)。僕は高校までセンターバックで、大学でサイドバックになったので、運動量がかなり増えましたね。びわこ成蹊は守備的なサッカーが得意で、しっかり走って、頑張るチームだったので、体力もつきました。

(大学在学中に東京の練習に参加した時の率直な気持ちは?)

ビッグクラブに声をかけてもらえて、光栄でした。チームの雰囲気も良かったし、(太田)宏介さんが積極的に話しかけてくれたのでチームに馴染みやすかったです。

 

複数のチームからオファーがあったそうですが、その中からFC東京を選んだ一番の理由は?

日本代表選手も多く在籍しているような、高いレベルでプレーしたいということが一番大きかったです。また、同じポジションで活躍している徳永選手を越えられれば、日本代表も近いと自分では感じているので、チャレンジしたいと思ったのも理由の一つです。今まで試合に出られないということがあまりなかったので、あえて大きな壁にぶつかっていくことも自分の人生の中で大事だと思いました。

 

2014シーズン後半にかける意気込みをお願いします。

チームとしては、前半はあまり良い順位ではなかったので、ここからしっかり自分たちのサッカーをして、一試合、一試合勝ち星を獲って、チーム一丸となってリーグ優勝を目指していきたいです。個人としては、一回スタメンで出られたからといって、またスタメンでずっと出られるわけではないので、日々の練習に真面目に取り組んで結果を残し、安定して試合に出たいと思っています。

 

最後に、頑張っている人へ、応援のメッセージをお願いします!

悩み事はあまり考えすぎない方がいいと思います。だって、考えていても何も変わらないじゃないですか(笑)。
そんなことに時間を割いているくらいだったら、他のことをした方がいい。
人生は一度きりだから、楽しく生きていきたいと僕は思っています。

 

 

FC東京の熾烈なスタメン争いに挑む、松田選手の素顔に迫ります


取材日時:2014年7月初旬

【Profile】 1991年7月24日生まれ 大阪府出身 171cm/67kg B型 前所属チーム:びわこ成蹊スポーツ大学  経歴:大阪市立豊崎本庄小(大阪セントラルFC)→大阪市立豊崎中(大阪セントラルFC)→立正大学淞南高→びわこ成蹊スポーツ大→FC東京(2014~)

松田選手へのQ&A

入団会見では「意外と優しい」と自己紹介をしていましたが…笑

見た目で怖いとか、性格悪そうとか思われることが多いみたいなので、意外としゃべると優しいよ?ということを一発アピールしておかないとなーって(笑)。

(新加入の選手の中でも貴重なツッコミ派ですよね)

みんな個性的なので、いっつもツッコんでます。地元の仲間の中でもツッコミのほう。ポジションは安定してますね(笑)

(ツッコミたい先輩は?)

いっつも宏介さんにはツッコんでますよ!あの人はずーっとしゃべってるから。 宏介さんとは普段からもよく食事に行って、真面目にサッカーの話をしたり…。
”真面目に“って強調しといてくださいね(笑)。

松田選手のゲンカツギは?

右足からグランドに入ること。特に理由はないですけれど、グランドに入る前に、礼をするので、そのリズムが関係しているのかもしれませんね。

ファッションのポイントは?

すごく凝っているわけではないですけれど、シンプルがテーマ。
たまにメンズファッション誌を見て“自分に似合うもの”をベースに、ちょっと流行を取り入れています。

FC東京スタッフPRコーナー【ハロー☆東京!!】

運営部 土居下雅晃

(C) F.C.TOKYO

 すっかり暑くなってきました。夏真っ盛りという感じで、担当の商店会でもポスターをもって巡回しているとあっという間に汗だくに…。中には「少しお店の中で休んでいったら?」「お茶でも飲んでいきなさい!」と言ってくださる方もいたりして、FC東京の話題だけでなく、いろいろと世間話をしながら、温かいお言葉に甘えてしまうこともしばしばです。今の地域も担当になってそろそろ3年目。こういったふれあいも街に出る楽しみの1つになってきました。
 夏の期間、Jリーグの試合はナイターゲームとなります。暗い中に浮かび上がるピッチは昼の試合とは一味違った趣があり、個人的にもお勧めです。ぜひ、ご家族やご友人を誘って、味の素スタジアムに来てみてください! リーグ戦も半分が終わりました。後半戦も引き続きFC東京へのご声援をよろしくお願いいたします!

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